ワーキングマザー

パート先での我慢と妥協と退職と。その1

「家計が苦しいから、子供を認可保育園に預けてパートで仕事をしようかな。」

「でも可愛い子供の成長を近くで見て、今しかないこの時期を一緒に過ごしたい。。」

「でも教育費も貯めないといけないし、家族でちょっとした旅行も行きたい。」

「でも旦那は激務でワンオペだから、仕事終わって保育園迎えに行ってそれから夕飯作って、って両立できるかな。。」

って、一生続く葛藤を抱えていませんか?

私は、ずっとこの繰り返しでした。

0才で保育園に入れてパートで働く

上の子が0才の頃、認可保育園に預けてパートに出た。

それから13年、パートで働いた職場は何社あるだろうか。

数えたこともなければ振り返る余裕もなく、必死で家事と育児と仕事をこなしてきた。

1社目 生命保険会社・一般事務パート

1社目は、小さな生命保険会社の1人事務だった。

仕事内容はPCでの資料作成や受付など。

経営者と営業マンと事務の私だけだから、人間関係も仕事内容もとにかく楽だった。

ある朝、社長が通勤途中電話をかけてきた。

運転中、軽い事故を起こしたとの事。

相手の車はおばあさんが運転していて、のろのろ走っていたから煽ってやったら事故になった。

と笑いながら話してきたので、私はすぐに退職を決めた。

割り切れていたら、続いていただろうか。

でもどうしても、そんな経営者の下で働きたくないと思ってしまったのだ。

心残りは、お気に入りのトレンチコートを事務所に置きっぱなしで退職してしまったことだけ。

それからすぐにその会社はビルから消えていた。

2社目 水産会社・営業事務パート

2社目は、家から近所の工場の事務員。

自社ビルで綺麗な環境だったし、その工場での加工食品を安く買えたり、

上司達が「ほらこれ食べな」とか言って頂きものが多かったのは有難かった。

おじさんたちはみんな優しくしてくれて、のほほんと仕事をしていた。

というかほとんどやる事がなかった。電話番ですね。

2人目を妊娠しても居心地は良く、臨月ぎりぎりまでお世話になった。

ご迷惑をかけたくない思いで、出産を理由に退職をした。

いつでも戻っておいでと言ってくれたけど、甘えられない自分がいた。

3社目 在宅CADプランナー

2人目が産まれたけど、可愛いすぎて離れたくなかった。

2人目は天使のように手がかからなくて、ほとんど泣かないし

いつもご機嫌で、ベビーベッドで1人で勝手に天井を見て遊んで寝てくれた。

この時期は、業務委託として在宅でのCADプランナーの仕事を請け負っていた。

未経験だったけど、JWW-CADをDLしてたまに会社に行って教えてもらいながら

なんとか仕事をしていた。

自宅の激重ノートパソコンの小さい画面での図面作業が、思いのほか辛かった。

肩と右腕と目にきたのが我慢できなくなった頃に辞めた。

作図はゲームのようで黙々と楽しかった。

会社の大きなモニターだったら、もう少し続けてみたかったかもしれない。

4社目 建設会社・一般事務パート

仕事内容は、売り土地情報のデータ入力や図面作成、webサイトの更新など。

労働条件も環境も悪くなかった。

女性事務員が10人ぐらい居たけど、入れ替わりが激しく、みんないい人ではあった。

仕事をどんどん振られて、パートなのに社員より抱えていた頃。

定時で帰りたいから必死で頑張ってるよそで、社員の事務員達は別室で自由におしゃべりをしていた。

仕事もしないで楽しそうに社長の悪口ばかり言っていた。

時給で頑張っている自分がどんどんむなしくなって、退職した。

その後、数か月でその会社は倒産してしまった。

5社目 建設会社・一般事務パート

社長が元ヤン風の小さな建設会社。

仕事内容も環境も全然良かったけど、

社長の電話の話し方や、素行や普段の暴言がちょっとありえないモラハラで

自分に害は一切なかったけど、その人間性にひいてしまってすぐ退職。

パートを辞めたくなる気持ち

どのパート先も、「ここすごい良い」と入社後の想像をしてみたりして

ワクワクの気持ちで面接に挑む。

履歴書も丁寧に手書きし、職務経歴書も何度も修正し直した。

毎回、「履歴書を書くのはこれで最後にしたい」と思うし

毎回、「ここで働かせて下さい!(千尋風)」と面接で願い

毎回、「ここで長く勤めたい」と入社後に思う。

なのに、少しずつモヤモヤすることを見つけてしまい

我慢したり、目をつぶったり、良いように考えてみたりするが

ある日、許容範囲を超えてしまう。

5社目まで書いたけど、まだまだ私のパート勤務経験は続く。

続きはまた次回。↓その2へ

パート先での我慢と妥協と退職と。その2 こんにちは。ともねこです。 前回「パート先での我慢と妥協と退職と。その1」を書きましたが 今回はその続きとなります。 ...