雑記

【転勤族】住んだことがある街・北海道~埼玉~千葉【転校生の苦悩】

我が家はどうやら転勤族だったので、私が小さな頃から引っ越しが多かった。

小学生の時も中学生の時も転校をしていて

生涯合計3回「転校生」を経験している。

とても、つらかった。

小学1年の私には「転校」がどういうものかもわからなかったし

みんなにも平等にあるものだと思っていた。

自分だけがその「特別感・特異感」に気づいていなかった。

転校の話はまた別の記事で書こう。

今まで住んだことがある場所・市区町村

北海道虻田郡豊浦町大岸

まだ記憶が朧げな、ほんの幼少期は

北海道虻田郡豊浦町の大岸という、小さな町に住んでいたらしい。

記憶はほとんどないけど、家の前で撮った家族写真は残っている。

その写真を見ると、何故だかジンとくる。

40年も前の事だけど、きっと頭の片隅にはあるんだろう。

北海道沙流郡日高町富川

幼稚園~小学1年生までは、日高の富川という所に住んでいた。

覚えているのは、団地だった事。

団地の下に段ボールに入った子猫がいて、近所の子とミルクをあげていた事。

団地の隣の砂利道を挟んで、馬がいる牧場が延々と広がっていた事。

毎日その牧場の馬を見たり撫でたりした事。

沙流川橋を渡って下校していた真冬、かぶっていた帽子が風で飛ばされて沙流川に落ちちゃった事。

冬になると小学校の庭に水を撒いて、体育の授業でスケートをした事。

友達ができて楽しかった小学校1年生の終わりに転校する事になった事。

北海道北広島市輪厚

小学2~3年の頃は、北広島の隣の輪厚という所に住んでいた。

今は道の駅で有名だけど、当時は何もない素朴な町だった。

人生で初めての転校生を経験した町。

覚えているのは、住んでいたマンションに蜘蛛がよく出た事。

となりの家の飼い犬が外に繋がれていて怖かった事。

マンションの物置の裏に、キツネの死骸がずっとあった事。

マンションの前の草原で、1人で遊んでいた事。

1年間しか居なかったけど、私にとっては酷く悲しい思い出しかない町。

北海道札幌市 都心部

小学3年生~中学2年生まで、急に札幌の都心部に引っ越した。

これまでの田舎感とはかけ離れた住宅街のマンション。

人生2度目の転校

転校生の洗礼を浴びながらも、ここでの生活は楽しい思い出が多い。

初恋の人との甘酸っぱい思い出や、友達と遊んだ日々。

土地感も良かったし、おばあちゃんの家も近かった。

何ならここでずっと良かったのに。

北海道札幌市 郊外

中学2年生の時に、親が郊外に一戸建ての住宅を購入したようだ。

人生3度目の転校

中2の転校も、色々な意味できつかった。

自分の子供にはなるべくこんな思いはさせないと誓った。

ここでも洗礼を浴びながらも、時間が経てばそつなく友達を作っていくのだが

慣れるまでの苦労が酷い。

埼玉県鶴ヶ島市

23才ぐらいの時、色々あって急に思い立って1人で埼玉県に引っ越し。

何の縁も所縁もなかったけど

当時、東京に住んでいた友達と池袋で朝までアルバイトをしながら

東武東上線で1人、鶴ヶ島のレオパレスまで帰るという

今思えばとってもファンキーな事をしていた。

千葉県松戸市

24才ぐらいの時、千葉県の松戸市に転居。

1人暮らしをしながら、とある建設会社の経理事務の正社員として働いていた。

そこの社長さんがめちゃくちゃいい人で

わけもわからないこんな私に、車を支給してくれたり

美味しいランチを食べさせてくれたり、とてもお世話になった方。

この町の思い出は、毎日仕事帰りにパチスロ屋(ホーム)に行って

当時のスロ4号機で稼がせてもらっておりました。

千葉県市川市

25才ぐらいの時に、千葉県の市川市に引っ越した。

この頃はスノーボードに命を賭けていたので

茨城のカムイ竜ケ崎という室内スキー場に通ったり

新横浜の室内スキー場に通ったり

群馬・新潟・長野などのスキー場に行きまくっていました。

何なら北海道に住んでいた時より、スノーボードに精を出していたあの頃はいい思い出。

夏と秋は、河口湖にバス釣りによく行った。

湖畔の静かな環境とか、ワームを投げて手繰り寄せる時間も

バスの強い引きも、全部が楽しくて楽しくて仕方なかった。

またいつか、向こうでできる日が来るのかな。

そして、北海道へ帰る

28才ぐらいの時に、地元北海道に帰る。

千葉は暖かいし雪も降らないし、気候が私には合っていた。

ディズニーも近いし、東京も近いし、混み込みした環境も嫌いじゃなかった。

でもやっぱり、どうしても実家に帰りたかった。

北海道は、春と夏と秋はいい。

寒がりな私にとって12月~4月は正直厳しい。

いつか何年後か、また暖かい土地に移り住みたいなぁと何気なく思う。

思うだけ。